こんな痛みや症状、ありませんか?
- 長時間デスクワークなどをしたら後頭部が痛くなる。
- 後頭部の凹むところ(盆の窪)が痛い。
- 目の奥が痛い。
- 首の後ろの上の方が痛い。
- 首の後ろから後頭部が詰まった感じがある。
- いつも忙しく、力が抜けない。
- 気がついたら肩がすくんで力が入っている。
- 耳の後ろが痛い。
- たまにめまいもある。
後頭部の頭痛の原因
後頭部の頭痛には、以下のような原因が考えられます。
- 筋肉緊張による頭痛:ストレスによって、後頭部、肩、首の筋肉が緊張するため。
- 首の捻挫や打撲による頭痛:スポーツや交通事故などで首を捻挫したり、打撲によるため。
- 首の骨の変形による頭痛:首の骨が歪んでいたり、変形している場合。
- 頭痛性めまい症候群:頸動脈や椎骨動脈の血流が悪くなることで、めまいや吐き気、後頭部の頭痛が生じることがあります。
- 頭痛型偏頭痛:偏頭痛は、片側の頭部や顔面に痛みを感じる場合が多いですが、場合によっては後頭部に痛みを感じることもあります。
- 脳腫瘍や脳動脈瘤:後頭部の頭痛は、まれに脳腫瘍や脳動脈瘤の初期症状として現れる場合があります。
怪我や事故もないのに頭痛がきつい、特に若い方でデスクワークや不規則な時間帯でのお仕事に加え、時間に追われる毎日を過ごされている場合は上記①④の「筋肉緊張による頭痛」いわゆる「肩こり」「首のコリ」からの頭痛がほとんどです。
筋肉が緊張して後頭部が痛くなるのは、、
よく姿勢が悪いから肩こりや首こりが起きて、頭が痛くなる、、と言われます。
果たしてそれだけなのでしょうか?
人間の体は少々姿勢が悪くても、体を支えられるだけの筋肉と骨格を持っております。
ただ後頭部の場合は、パソコン作業を例に上げると顔をディスプレイに近づけ、顎を上げ、画面を見ていると思います。
その状態で一番力が抜けにくいのが図の赤い部分です。
普通の姿勢で首の横から後ろを手のひらで包んで、パソコン姿勢をしてみてください。
後頭部(首の後ろの上の部分)の部分だけ硬くなるのがわかると思います。
これに加えて、仕事ややることが山積している場合、この作業が終わったら次はこれ、その次はこれ、と次から次へとやることが続く場合、肩や首の力を抜く暇がなく、ずっと緊張しっぱなし。
その状態が続くと当然の如く、肩がすくんで、首が亀のようにひっこんだまま固まってしまいます。
その結果、上図の後頭部の赤い部分が更に硬直して後頭部の頭痛のみならず、目の奥の痛みや耳の後ろの痛みが発生します。
痛みが発生した時にはご自分ではストレッチしても筋肉は伸びにくく、なかなか痛みが取れにくい状態になっていると思います。
当院では、、
後頭部の頭痛、目の奥の痛みなどが発生した場合、痛い部分だけではなく首から肩、背中から臀部まで硬直している場合がほとんどです。
当院では痛い部分だけを施術するのではなく、全身の状態をしっかり確認し、痛みだけを取り除くのみならず、ご来院される前より全身が楽になるように施術させて頂きます。
頭痛のほとんどは1回で楽になります。
ただ最初は筋肉が元に戻るのが早いため、痛みが取れても2回目はあまり間を空けずにご来院されることをお勧めしております。
何はともあれ、今、頭痛があるあなた。
我慢せず、すぐにお越しください。
症例報告
Aさん 40代 女性 プログラマー
2週間に一度、定期的なメンテナンスで来られている方。
在宅勤務と週二回の出勤。
在宅の場合、同じく在宅勤務のご主人と仕事とほぼ一日中パソコンの前から動かない状態が続いている。
特にこのときは仕事が立て込んでおり、ご本人は一人で夜中まで仕事を続け、ご来院された時は後頭部から頸部、肩、肩甲骨周辺が激しく硬直し、目の奥の痛みがあった。
いつも上半身を中心に定期的に上半身の筋緊張をリリースすることで体を維持していたが、この日はいつもとは比べ物にならないほど背中から肩、首はほとんど動かず、後頭部は分厚い板を巻いたように硬直していた。
今までメンテナンスで来られるときも普通の方以上に深く押圧しても、あまり感じない状態であるが、この日は何をしても何も感じない状態。
いつもと方法を変え、対大柄ガチガチ男性向け施術方法を取り入れ、症状を再確認し、施術順序を変えて行う。
結果的に痛みは改善し、何とか休憩と体操、呼吸を止めずにお仕事をしてもらうようお願いし、次回のご予約をいただいた。