- 写真で写った自分の姿を見て、肩が巻いている感じがする。
- 腕が痺れる感じがする。
- 腕が片方だけ冷たく感じる。
- 肩こりや首の凝り、肩甲骨周辺のコリがきつい。
- 肩がすくんでいる感じがする。
- 猫背で悩んでいる。
目次
巻き肩とは?
巻き肩とは、肩が身体の前側に丸く巻き込んでしまった姿勢のことを指します。
この状態になると、見た目の悪さだけでなく、首・肩こり、頭痛、呼吸の浅さ、猫背、手のしびれなど、さまざまな不調につながります。


図ではなかなか表現が難しいのですが、上図でしたら肩が平行に巻いている状態ですが、多いのが肩をすくめた状態から内側に巻いている状態です。
言い換えれば、肩はすくみ、背中が上に引き上げられ、首は縮まり、肩が巻いて固まった状態です。
巻き肩の主な原因
長時間のデスクワークやスマホ使用
前かがみの姿勢が続くことで、肩が自然と内側に入ってしまいます。
運動不足・筋力低下
特に背中や肩甲骨周りの筋肉が弱くなると、良い姿勢を支えられなくなります。
姿勢のクセ
無意識に片側に重心をかけたり、猫背になったりする日常のクセも原因です。
巻き肩を放置すると…
肩や首のコリだけでなく、血流や神経の圧迫によるしびれ、深い呼吸がしづらくなることで疲れやすさ、集中力低下にもつながります。
当院では
当院では、一時的に巻き肩を正すだけでなく、良い状態を自然に維持できる体を目指した施術を行います。
そのために最も大切なことは「ご自身の体の癖をご自身がしっかり認識する」ことです。
施術者が一人でできることではありません。
ご自身でも認識し、日常生活を改善していただく必要が重要です。
1、姿勢の評価
巻き肩は上図のように肩だけが巻いている状態ではありません。体全体のバランスが関係しております。
例えば股関節が内側を向く状態=膝が内側を向く状態をO脚と言いますが、O脚の方は巻き肩になりやすい傾向があります。
片脚だけ膝が内側を向いている人は同側の肩が巻きやすいなどです。
それら全身の姿勢評価を行い、施術の流れを決めていきます。
2、硬直した筋肉と関節の調整
評価した内容をもとに、全身の施術を行います。
前述のように巻き肩だから肩周辺のみ行うのではなく、全身の筋肉のリリースとともに、背骨を中心とした全身の関節を調整します。
3、日常でできるセルフケア指導
巻き肩を改善するために大切なことは「ご自身の癖をご自身がしっかり認識する」ことです。
肩が巻いているから肩だけ開かせようとしてもなかなか改善には至りません。
数秒の動画に出ている巻き肩改善体操を数回やって綺麗な肩になるものでもありません。
全身の正しい姿勢を自分の体に認識させることが大切になってきます。
そのため当院では施術後に
- 巻き肩に特化した肩周辺のエクササイズ
- 姿勢の練習
- 全身のバランス改善のための筋トレ(体幹トレーニングなど)
などを行っております。
トレーニングはあなたの体力や体の硬さ、柔軟性などを判断して最も適切なエクササイズを抜粋してお教えします。
いきなり過酷なトレーニングは行いませんので、ご安心ください。
4、今後、通うタイミングなどの相談
一回施術をうけて、体操やって一生巻き肩にならないことはありません。
人間の体は形状記憶なので、日常生活の過ごし方、日々の考え方、心の持ち方が姿勢になって現れます。
よって正しい状態を常態化させるために最初は集中して通うことをお勧めいたします。
- 最初の3〜4回、もしくは5〜6回は3日から1週間くらいの間隔で詰めて通う。
- 体の変化が出始めたら、少しずつ間隔を空けていく。
- 良い状態になったら、定期的もしくは来たいときに来ていただき、全身のメンテナンス、全身のバランスチェックを行う。
歯に例えると、数ヶ月に一回は虫歯になっていないか確認し、歯垢を取ってもらうのと同じで、数ヶ月経つと、それまで数十年かけて作り上げてきた良くない状態に戻りやすくなります。
そのために大切なことはメンテナンスです。
メンテナンスで、疲れもバランスも整え、姿勢チェック、巻き肩チェックを定期的、不定期に行うことをお勧めしております。
通うタイミングはご自身で決めていただいています。
- 1週間に1回
- 2週間に1回
- 3週間に1回
- 1ヶ月に1回
- 来たいときに来る。
私事ですが、カイロプラクターといえども人間ですので、疲れも当然きます。体の使い方のクセもあり、疲れとバランスを整えるために私は1ヶ月に1回、整体に通っております。
巻き肩が気になるあなた、全身のバランスを見直し、溜まった疲れや痛みも緩和し、元気な毎日を過ごしてみませんか?
お待ちしております。
新丸子駅徒歩3分、武蔵小杉駅徒歩10分

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川崎市中原区丸子通2-677 木内ビル1F